女性ハンター、殺害したキリンにくるまれて記念撮影「ただ殺したんじゃない。ハンティングだ」

コーガテッリ氏は自身のFacebookページに、南アフリカで合法的な狩猟をした時に仕留めた動物たちの写真を相次いで投稿した。

ジンバブエの人気ライオン「セシル」が歯科医のハンターに殺害された問題が世界中で批判を浴びる中、同じくネット上にハンティングで殺害した動物の写真を掲載しているアメリカ・アイダホ州の女性ハンター、サブリナ・コーガテッリ氏が開き直りともとれるコメントを発表して非難が集中している。

コーガテッリ氏は自身のFacebookページに、南アフリカで合法的な狩猟をした時に仕留めた動物たちの写真を相次いで投稿した。その中には、殺害したキリンにくるまれて記念撮影したカットがあった。

数多くの批判コメントが殺到する中、コーガテッリ氏はNBCテレビの朝の番組「TODAY」のキャスター、カーソン・ダリー氏のインタビューに次のように答えた。

「私にとって、これはただ動物を殺したわけじゃないんです。ハンティングなんです」

「最近、私に対する個人攻撃がたくさんあります。私には受け入れられませんし、そうした感情を公表もしません。みなさんは私たちハンターのことを冷徹な殺人者としか考えてないようですが、そうではありません。動物と人間には結びつきがあります。私たちがただ動物をハンティングしていだけで、動物たちには尊敬の念を持っているので。キリンはとても凶暴な動物です。キリンはあっという間に人間に致命傷を負わせるのです」

イギリスの「インディペンデント」紙によると、コーガテッリ氏はアイダホ州立大学で経理を担当している。彼女はネット上の非難に対して、聖書を引用して反論した。

「旧約聖書の創世記9章3節にはこう書かれています。『動いている命あるものは、すべてあなたたちの食糧とするがよい。わたしはこれらすべてのものを、青草と同じようにあなたたちに与える』 」

「27章3節にはこう書かれています。『今すぐに、弓と矢筒など、狩りの道具を持って野に行き、獲物を取って来て、 わたしの好きなおいしい料理を作り、ここへ持って来てほしい。死ぬ前にそれを食べて、わたし自身の祝福をお前に与えたい』」

サブリナ・コーガテッリ氏

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