20年ぶりに発見されたカシオの腕時計、丈夫な姿に世界が反応

無くしたと思っていた腕時計、約20年ぶりに発見したら堅実に時を刻んでいた――。

なくしたと思っていた腕時計、約20年ぶりに発見したら堅実に時を刻んでいた――。

カシオのFacebookページが6月15日にシェアした、イギリスに住む男性・トビー・ワグスタッフさんの写真には、こんな内容が書かれていた。6〜7歳の頃になくしたと思っていたカシオの腕時計が、両親の家の庭から20年ぶりに発見されたが、7分ほどの遅れとバックライトが壊れていたほかは、きちんと動いていたのだという。

Posted by Casio on 2015年6月14日

ワグスタッフさんは、J・R・R・トールキン作の小説『指輪物語』を引用し、「この時計はどこで作られたんだ?…モルドールか?」と書き込んだ。モルドールは小説の中に登場する、冥王サウロンが居を構える国の名前で、決して壊れない「指輪」を作った場所。カシオの腕時計の頑丈さを表現したと見られる。

この投稿画像に写っているのは、「Casio F-91W」というモデル。BBCによると、1991年から製造されており、約20年前からデザインは変わっていないという。

この投稿に、世界中の人々が反応。「ほんとう?」「ありえない」「すごい!」などの意見のほか、「私も10年前に、ジメジメする場所でなくして1カ月前に見つけたんだけど、動いていた」「私もカシオの腕時計を買って12年になるが、非常にタフだ。たった20ドル(約2500円)だった」などと自分の腕時計に関する投稿も多数見られる。

なお、このモデルは日本でも2013年から2900円で販売されているが、「電池寿命:約7年」とされている。今回投稿されているのは、約20年ぶりに見つかったとされるが、カシオの担当者はハフポスト日本版の電話取材に対し、「製品紹介で表示している電池寿命は目安の数字で、実際にバッテリーが20年持つということも、考えられない話ではありません」と話した。

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