【いきものがかり】"放牧宣言"で活動休止 「自由になってみようと思います」(全文)

デビュー10周年を迎えたロックバンド「いきものがかり」が事実上、活動を休止することになった。
ikimonogakari.com

デビュー10周年を迎えたロックバンド「いきものがかり」が事実上、活動を休止することになった。1月5日、公式サイトで「放牧宣言」をした。グループでの活動をやめて、メンバー3人それぞれの個人活動を主軸にする意向とみられる。

メンバーの水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊は連名で「いきものがかり放牧宣言」と題し、次のように書いた。

10年間、3人で一生懸命に頑張ってきたので、

ここらで一度、メンバーそれぞれ、自由になってみようと思います。

好きなことをやってみたり、新しいことをはじめてみたり、ぼーっとゆっくりしてみたり、行ってみたかったところへ旅に出てみたり。

それぞれの未来を、もっと広げるために。3人の物語を、もっと長く、もっと楽しく、続けるために。

いきものがかり放牧宣言。ここでひとまず「今まで、ありがとう。」そして「これからも、よろしく。」

いきものがかりは3人が帰って来る場所です。またみなさん笑顔で、会いましょう!それでは行ってきます。

放牧!

いきものがかり 水野良樹・吉岡聖恵・山下穂尊

一方で、所属事務所「キューブ」も声明を発表。「リフレッシュのために一旦各自のペースでメンバーそれぞれの可能性を伸ばすことを目的とした放牧期間へ入ることとなりました」と説明。10周年を機に「次へのステップとしてグループの枠を超え、思い思いに各自の時間を過ごしていくことで新たな成長」を手に入れようとする行為を「放牧」と表現することにしたという。

■「いきものがかり」とは?

ORICON STYLEによると、バンド名の由来は水野良樹と山下穂尊が小学生時代に「生き物係」だったこと。1999年に結成された。神奈川県内で路上ライブ活動を続け、2003年にインディーズデビュー。2008年の初出場以降、NHK紅白歌合戦に9年連続出場。2012年には紅組トリを務め、NHKのロンドン五輪テーマソング「風が吹いている」を歌った。

■関連スライドショー(へんないきもの30選)

世界の「変な生き物」30選

(※開かない場合は、こちらへ)

注目記事