ガルパン最終章、6章構成で上映へ アニメ会社「アクタス」の存続を心配する声も

人気アニメ「ガールズ&パンツァー」の新作「ガールズ&パンツァー 最終章」が、全6章構成で、それぞれ別に劇場上映されることが発表された。

人気アニメ「ガールズ&パンツァー」の新作「ガールズ&パンツァー 最終章」が、全6章構成で、それぞれ別に劇場上映されることが発表された。第1章は2017年12月に公開予定。ゲームウォッチなどが報じた。

Ⅳ号戦車D型改(H型仕様)の実物大レプリカがアニメ「ガールズ&パンツァー」劇場版の公開を記念して行われたファンイベントでお披露目された=2015年8月29日、東京都千代田区のベルサール秋葉原[(C)GIRLS Und PANZER Projekt IV号戦車日本上陸作戦実行委員会]

11月13日に茨城県大洗町で開催された「第20回 大洗あんこう祭」のトークショーで、声優陣から質問を受けた水島努監督が明かした。舞台は冬で新しいキャラクターも登場。各章の収録時間は最低40分になる見込みだという。

■アニメ会社「アクタス」を心配する声も

「ガールズ&パンツァー」は、これまで東京都杉並区のアニメ会社「アクタス」が制作しており、「最終章」も同社が手がけるものと見られている。しかし、同社は7月にロボットアニメ「レガリア The Three Sacred Stars」の放送を、2カ月間休止した。

10月から放送開始した自転車アニメ「ろんぐらいだぁす!」もすでに計2話の放送を延期するトラブルがあり、アニメファンからは「ガールズ&パンツァー 最終章」の上映も予定通りに行かないのではないかと危惧する声や、最終章が終わる前に会社が倒産しないか心配する声が相次いでいる。

■「ガールズ&パンツァー」とは?

ガールズ&パンツァー」は、戦車を使った武道「戦車道」が、華道や茶道と並んで大和撫子のたしなみとされている世界を舞台にした2012年放送のTVアニメ。2015年12月に公開された劇場版は興行収入23億円を突破。11月22日まで約1年間のロングラン上映が決まっている。

女子高生が戦車に乗って他校と対戦するという奇抜な設定。水島努監督によるリアルな戦車の描写と、多数の美少女キャラでアニメファンとミリタリーファンを中心に話題になった。舞台となった大洗町には全国から多くのファンが集まり、「ガルパンの聖地」として人気を集めている

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