世界最高齢のジャイアントパンダ死ぬ。人間なら114歳「私たちの家族だった」

香港のテーマパークで飼育されていた世界最高齢のメスのジャイアントパンダ「佳佳(ジアジア)」が16日、38歳で死んだ。

香港のテーマパークで飼育されていた世界最高齢のメスのジャイアントパンダ「佳佳(ジアジア)」が10月16日、38歳で死んだ。飼育していた香港の「海洋公園」が公式サイトで発表した。

人間の年齢に換算するとおよそ114歳だったいう。

佳佳は2週間前から急に食欲が落ち込み、1日あたりの食事量が10kg超から3kg以下に激減。体重も約71キロから67キロに減っていた。

16日には歩けなくなるほど健康状態が悪化したことで、テーマパーク側は香港政府の担当部局と協議。「倫理的理由と苦痛を長引かせない」ために、獣医師が安楽死させた。

佳佳は1999年、香港の中国返還2周年を記念して香港に贈られた後、17年間にわたって「海洋公園」で飼育、公開された。同テーマパークの孔令成園長は「私たちの家族だった。彼女の死をとても惜しんでいる。これまでに佳佳を見るために2900万人以上のお客さまが訪れてくれた。その全ての人たちに感謝したい」と、その死を悼んだ。

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